(2010/01/01) 中山6
兵庫県兵庫県宝塚市・川西市
1.コース
 今年の初お散歩は、たぶん6回目の中山縦走。今回の特筆は、上りの谷筋コースと向井山初登頂。
 今までは、夫婦岩を通る西尾根メイン、東尾根を一回だが、その間の足洗川の谷コースは初めて。
 沢沿いコースだと最初ゆるゆる最後キビシイと砂防ダムをまくのがなんとなく苦手で敬遠していた。
 初詣で賑わう中山寺を足早にスルーして登山道にはいると、当然のようにそのようなコース。
 天宮塚直前の東尾根コースとの合流付近で、なんとなく木の階段を登ってみたら、桜台の住宅街に出てしまってちょっとメゲる。
 気を取り直して、天宮塚経由で最高峰へ。いつもは人で賑わう山頂も誰もいない。
 縦走をしばらく先へ、ゴルフ場の境界フェンスが途切れたあたりに思いっきりテープだらけの分岐があり、これが、向井山への分岐のようだ。
 この道へ入るとすぐに四辻、左と直進はすぐにゴルフ場へのフェンスとなるので右側へコースを取る。
 林道のような道幅の道で、若干放置感があるもの歩きやすいが、どんどん標高をさげてしまう。
 結局50m近く標高下げたあたりで突き当たりとなるが左右に関電巡視路の標識が。
 方向からして左の方へを進むがこれが急坂、あっという間に70m程標高を上げて高圧鉄塔下へ出る。
 高圧鉄塔広場の奥の藪を見ると、踏み跡があり、こちらが向井山へ道。
 踏み跡とテープをたどってなだらかに進むと山頂、あまり見晴らしはない。
 ピストンで高圧鉄塔まで戻ると、向井山反対方向に別の高圧鉄塔への標識が。
 この道は広くなだらかで次の高圧鉄塔まで簡単に進むが、この高圧鉄塔から先へはやはりフェンスで見つからない。
 もとの高圧鉄塔へもどり、さらに林道突き当たりへ戻り、右の関電巡視路を進む。
 一旦、砂防ダムのある谷を降り再び登り直すと高圧鉄塔。奥にしっかりとした道があるのでこちらを下る。
 が、すぐにゴルフ場にでてしまう。だれもいないのでゴルフ場突っ切るのも考えたが、思い直し高圧鉄塔へ戻る。
 高圧鉄塔で見渡すと、火の用心標識と細い道が藪の中に。こちらを進むと縦走路へと出た。
 あとは、いろいろ考えたが、単純に普通のコースで縦走路を進み、いわば経由で山本駅へ。山本駅からは、所謂、巡礼街道で中山駅へ。
 巡礼街道だと30分、電車だと3分、縦走路5時間。
距離 最高標高 最低標高
阪急中山駅
0.3km ca80m ca60m
中山寺
2.6km 440m ca80m
天宮塚
0.8km 477.98m ca420m
中山
2.2km 477.98m ca330m
向井山
1.9km 422.2m ca280m
満願寺西山
2.6km 361.57m ca50m
阪急山本駅
1.1km ca70m ca50m
天満神社
0.9km ca70m ca60m
阪急中山駅
全長 12.3km 477.98m ca50m
2.山と基準点
山名 基準点名 基準点コード 等級種別 20万分の1 5万分の1 標高 備考
天宮塚 440m
中山 中山 TR25235221801 二等三角点 京都及大阪 広根 477.98m
向井山 向井山 TR45235221901 四等三角点 京都及大阪 広根 422.2m
満願寺西山 最明寺 TR45235230001 四等三角点 京都及大阪 広根 361.57m
3.史跡
名称 種類 全長 被葬者・他
天満神社古墳 横穴式石室 8m
4.写真
■天宮塚
白龍大神の碑
天宮塚、聖徳太子が修行したとか。ちなみに、足洗川は聖徳太子が足を洗った。
■中山最高峰
山頂、この日は誰もいない
■向井山
縦走路からの分岐箇所
向井山山頂、三角点は右側に
三角点
■中山縦走路
宝塚市基準点だが、なんか悲惨なことになっている
満願寺西山
■山本
もう桜が咲いている。宝塚チェリー。
これは、マニアックな碑、旧山本駅跡。旧山本駅と旧平井駅が統合されて新山本駅ができました。
前の踏切もちゃんと「旧山本踏切」
■天満神社
行基の投げ石。昔のお坊さんは力持ちだ。
天満神社古墳は再訪
石室内部
天満神社にお参りして今日のお散歩は終了